夢占い世界の歴史

夢占いはいつから行われていたでしょうか?

古代ローマや、古代中国を始め、世界中から夢占いが行われていた文献が残っています。古代ギリシャや中国では夢判断の専門職「夢判断師」もあったのよ。中国の史実にも夢占いについて書かれているものが残ってます。戦の時に占夢家が占って兵法を左右するなんてこともあったみたいね。有名なものは周の時代の周公旦の『周公解夢全書』(しゅうこうかいむぜんしょ)という古書があります。

夢のことを神のお告げや未来の予言としたりする考え方も浸透していました。ブッダが生まれるときは、「母親のマーヤー王妃の右の脇から白い象が入る夢を見て懐妊した」と言われているし、イエスの誕生も「マリアの夫のヨセフに夢でキリスト誕生の神のお告げがあった」と聖書に書かれています。

昔から馴染みのある夢占いだけど、近年だと心理学者フロイトが心理学の側面から夢を研究していたようです。こちらは占いというより、どういう心理状態だとどのような夢を見やすいか?研究しているものです。

今でも夢はなぜみるか、不思議な部分は多いと言います。先人たちも頼りにした夢占い。怖い夢や奇妙な夢を見ることもあるでしょう。1000年を超える古の占いを現代に生きる私たちにも生かしてみたいですね。
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